REPORT

イラク戦争を検証するための20の論点

2011年03月20日 19:30:00
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ご報告が遅れましたが、この度、イラク戦争の検証を求めるネットワーク編でブックレット『イラク戦争を検証するための20の論点』を出版しました(合同出版、定価650円)。

 イラク戦争の開戦から8年、今も現地の人々は様々な困難や危険に直面しているにもかかわらず、日本のメディアではイラク戦争が忘れられています。そんな中、この間の問題をおさらいし、かつイラク戦争検証のためのポイントを整理するため、このブックレットをまとめました。

 主な執筆陣は日本イラク医療支援ネットワークの佐藤真紀さん、イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さん、そして私です。『がんばらない』の鎌田實医師、『世界がもし100人の村だったら』の池田香代子さん、さらにジャーナリストの江川紹子さんも寄稿されています。また、米軍による大虐殺が行われたイラク西部ファルージャの住民、イラク帰還米兵、国連大量破壊兵器査察委員会のブリクス元委員長、ブレア政権の元閣僚などの証言も収録。中高校生でも読めるよう、わかりやすい文章を心がけながら、イラクの現場を知る面々が議論を重ねながら、まとめました。様々な層の方々に自信をもっておすすめできる内容となっています。

 イラク戦争検証の機運を盛り上げるため、このブックレットを広めていただければ幸いです。

【紀伊国屋書店bookウェブ】イラク戦争を検証するための20の論点
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4772610189.html


☆ブックレット『イラク戦争を検証するための20の論点』主な内容

はじめに By 鎌田實

第一章「イラク戦争検証のための20の問い」
・イラク戦争は終わったのか?
・自衛隊はイラクで何をやっていたのか?
・イラク戦争は日本の国益になったのか?
・他の国々ではイラク戦争は検証されているのか?
etc

第二章「イラク戦争の間違いを証言する」
アダム・コケシュ(元米海兵隊)
セレナ・コパ(元米兵)
ワセック・ジャシム(ファルージャ住民)
ハンス・ブリクス(元UNMOVIC委員長)
クレア・ショート(元英国政府閣僚)

第三章「なぜ私達はイラク戦争の検証を求めるのか?」
池田香代子(作家/翻訳家)
川口創(弁護士/自衛隊イラク派兵差止訴訟弁護団事務局長)
酒井啓子(東京外国語大学教授)
野中章弘(アジアプレス代表)
ほか

あとがき By 志葉 玲
表紙イラスト By 増山麗奈